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低賃金の海外市場へ 低賃金で外国人を国内で雇用
どちらにしても世界市場で利益を得るためには安い人件費が最大の課題
猫の杓子も海外へ流れていったが、中にはその余裕もなく、逆に海外から安い労働力を確保してなんとか糊口をしのいでいる
知人から聞いたまた聞きの話なので真偽のほどはわからないが、あながち誇張ではなさそうな話をひとつ
今治のタオル工場に勤めるベトナムの女性たち なんと時給600円だそうで、週休二日もあってないがごときで、ひどいときには何週にもわたって無休の状態 一日の労働時間も8時間が10時間、12時間に延びて、下宿ではひたすら寝るだけの日々 しかも残業時間の認定もええ加減で、まして割り増しなど一切ない 休日出勤も同じく割り増し無しで代休制度もない
彼女らにすれば、ベトナムでの賃金の比較で言えば確かに高額かもしれないが、日本で生活している以上は日本人と同じ報酬は当然ではないか?
これが事実ならまさにゲンダイの女工哀史だ
これとは別の話題になるが、同じく日本で就業している(技術研修)ベトナム青年が、会社の借り上げ寮に来たNHKの営業マンにまんまと言いくるまれて受信契約したらしい まだ来日して数ヶ月、話すのさえ片言で、読み書きなどはまったくダメ それなのに受信契約書を見せられて、契約しないと罰せられると脅されて(本人はそう感じたらしい)署名捺印、おまけに銀行引き落としまで契約させられた
彼らにすればたまたま寮においてあった会社のテレビを見ていただけで、なんとも合点のいかない話 それよりも日本語も読めないベトナム人に日本語の契約書を見せて契約させたNHKの営業マンのやり方は違法であることは間違いない
最初の訪問はおとなしく帰ったらしいが、二回目の訪問では玄関に上がりこんで長時間
まくし立てたらしい これも家宅不法侵入罪にあたるのでは?恐喝罪も当てはまるかも
もしこれがアメリカ人やフランス人などの白人が相手ならどうであったか?
この2件についてはいずれ専門家に聞いて対処する予定