天皇制の行方
天皇陛下がテレビを通じて生前ご退位の意をお伝えになりました
五年ほど前にもそのようなご発言があったようですが、うやむやになってたようです
今回のお言葉で明確になったのは
陛下は今の憲法を尊重されていること
できればこの平和憲法ずっと守もっいきたい
天皇は象徴であるべき
昔のように神格化された絶対君主であってはならない
いま、体力的にその象徴天皇の行為を確実に実行していくことの困難を痛感している
だから生前退位して天皇の行為に齟齬のないようにしたい
そういうお気持ちの表明です
お言葉の表のお気持ちは上の通りでしょう
ただお言葉の裏には、今の平和憲法を変えようとする動きへのけん制
天皇を昔の国家元首の地位に戻し、神格化していく動きへのけん制
要は明治の時代に逆戻りしようとする右翼勢力へのけん制
を感じ取れます
天皇陛下に恐れ入った風を呈しながら、ひたすら「東京五輪での総理」を目論んでいます
無用な憲法論議を封じて、ひたすら長期政権を狙うようです
オリンピック閉会式での「アベマリオ」の演出はその予告編です
あさましい物乞いの雰囲気を感じました